防音室はテクニカル・サウンドへ

テクニカル・サウンド
大阪府I邸 DJレッスンルーム

DJルーム

大阪府I邸 DJレッスンルーム

DJの練習専用防音音響室です。
新築時の設計に織り込んでいたため、地下室になります。
簡易防音でも触れておりますが、コンクリート厚が200mmあると、本来持っている遮音性能はDr-54程度となります。よって、自然の防音性能を生かし、音響性能確保に重点がおかれています。

【主な音響設備】

コーナー吸音体、吸音壁パネル、角度調整型拡散体、本体が拡散性能を持つ間接照明器具

床の主要部分には、床防振(スティール)を設置し、曲線裁断することによってデザイン性も高めています。
(この床防振部材は、1枚あたり「120Kg」の重量があります)

また、天井に設置された照明器具そのものが「拡散体」となっているなど、随所に新しい試みがなされています。
中央の2つの白い拡散体は、自由に角度を調整(角度調整型拡散体)できるようになっています。

 1 コーナー吸音体。
 2 防音換気扇。
 3 角度調整型拡散体。
 4 間接照明と梁。
 5 他の部屋に通じているため、防音扉は2箇所設置しています。
 6 間接照明+拡散体(ステンレス製)
照明器具そのものが「拡散体」となっています。
 7 床防振部材はスチール製です。1枚あたり120kgの重量があります。